RICKENBACKER WITH THE BEATLES
ビートルズのリッケンバッカー


ビートルズと言えばリッケンバッカー。
しかしこのメーカー、他社と違いモデル名が無く、ナンバーだけでモデルを表すため、非常に初心者には判りにくいのです。


-読んでいただく前に-
当時の時代背景の理解と、メーカーの専門用語が含まれる為、出来れば、まず下記の項目に目を通してから、お好きなメンバーのページに入ってください。

*モデル*

リッケンは他社と違い、モデル名が番号のみです。

ギブソンならレス・ポール、ファイヤー・バード等、ギターを知っている人なら、そのモデル名でギターの形が想像できます。

しかし、リッケンの場合ギターなら3桁の数字でモデルを表しているため、すぐにモデルの形が思い浮かびません。

この番号、それぞれ意味が有るのですが、その説明だけで一つのホームページが出来てしまいます。

ここでは、モデル名は番号なんだとだけ覚えておいてください。
*ローズ・モーリス*

ローズ・モーリスとは64年からリッケンを輸入販売するようになった、ロンドンの楽器商の名前です。

特徴はホロウ・ボディ(ボディの中が空洞)タイプの場合、サウンド・ホール (本来のリッケンはサウンド・ホールが、ジョージが持っていた12弦ようにキャッツ・アイ・タイプ) が、バイオリンとかに付いているような
Fホールとなっています。

また、モデル名は本国アメリカと異なります。

例えば、ジョンの使っていた325はローズ・モーリスでは、Fホールが付いて1996というモデル名。

The Whoのギタリストピート・タウンゼントは335Sのローズモーリス、1997というモデルを使っています。

ここで、みなさんは思うはずです


「なぜ、ビートルズはアメリカ版のリッケン使っていて、ローズ・モーリスなんてのがイギリスに存在するの?」
と。

当時、イギリスは国内の企業の保護の意味で、
輸入品に数々の規制を掛けていました。

ギターなどは、イギリス以外の物の販売は
中古品に限る、とかです。

話は逸れますが、そのような事情でエリック・クラプトンは既に本国ではモデル・チェンジしたレス・ポール・スタンダード(中古)を手に入れるのです。

で、人気が出たため、現SGタイプだったレスポールは、また元のモデルに戻し、SGとレスポールと二機種に分けました。

この事情が無ければ、今のレス・ポール人気は無かったのかも・・・

しかし、ビートルズの人気が高まった為、イギリスでリッケンを販売するためにイギリスの企業のローズ・モーリスを間に入れて、ギターにも手を加えてイギリス・オリジナルにしたてたのでした。

日本でも、80年代頃までは、海外の企業が日本で事業をするときは、100パーセントの出資を許さず、日本の企業との提携が必要な時期が有りました。

「じゃあ、64年までのビートルズのリッケンは中古で、64年からは何処で買ったの?」と思うでしょう?

答えは簡単。

人気が出る前のジョンの最初の325はドイツで購入。

ジョージが一時使う425は、
アメリカに住む姉のルイーズからのプレゼント。

その他にメンバーが手に入れるリッケンは、
アメリカのリッケンバッカーより直接プレゼントなど、ほとんど、イギリスで入手はしていないのです。

ジョンはローズ・モーリスの1996を
一本持っていますが、詳しくはジョンのページで。
*ボディーカラー*
リッケンバッカーは、ボディーカラー名が独特なメーカーです。

スタンダード・カラーは大体
23色(エレキのみ)有りますが、ここでは代表的なのをいくつか紹介します。


ジェット・グロー  ・・・・・・・  黒の事です。
アメリカでは黒を「JET」と呼ぶことが多い為です。
明るい所で見ると、緑っぽく見える物が有ります。
これは年代によって、トップのクリア塗装が変色しやすい物が有るためのようです。

ファイヤー・グロー  ・・・・  他のメーカーでいう、チェリー・サンバーストです。
60年、61〜62年、63年以降で、それぞれ赤の強調具合が違います。

メイプル・グロー  ・・・・・・  クリア塗装だけのものです。
ナチュラル仕上げをメイプル・グローと呼ぶのは、大半のモデルがメイプル材を使用しているからです。

バーガンディ・グロー  ・・  木目が透けて見えるシースルーのワイン・レッド。
「バーガンディー」の意味は、赤ワインの産地で知られるブルゴーニュ地方の事です。

他にも、「オータム」「クローバー」「アズレ」など、色だけで呼ぶのでは無く、カラー・ネームにステキな名前を付けています。

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